アトラスが「PROJECT Re FANTASY」で目指す“真なるファンタジーへの回帰”とは。プロデューサー 橋野 桂氏が新たなRPGへの挑戦について語る
2016年12月に発表された「PROJECT Re FANTASY」は,ペルソナシリーズでおなじみのクリエイター陣が集結した,アトラスの新プロジェクトだ。テーマとなる“真なる幻想世界(ファンタジー)への回帰”と“新たな王道”に込められた思いを,「スタジオ・ゼロ」のプロデューサー&ディレクター橋野 桂氏に聞いた。
注目のコメント
- イラストレーター
私もファンタジーが大好きな人間の一人だが、その魅力というのは、現実とは全く異なる物理科学法則でありながらも確かな世界としての存在感を放っているとともに、社会制度としては現実の中世ヨーロッパのような歴史ロマン的な時代を感じさてせくれる、空想でありながら説得力のあるリアリティを持ったパラレルワールドである、という点にあると個人的には思っている。
最近において世界観が魅力的だったファンタジー世界のゲームとして連想するのは、アクションゲームではあるが「Trine」のシリーズ。WiiUで「2」の日本語版がリリースされた際に初めて知ったゲームだったが、世界観と、それを支える幻想的なグラフィックに感心した。これもまた、数多存在するファンタジーの世界観のひとつであることに違いない。
今回、ファンタジーの定義や世界観を改めて再構築するというこのプロジェクト。その結果が現在よく知られているファンタジー観に近いものになるのか、全く異なるものになるのか。「スタジオ・ゼロ」の「ゼロ」はタロットの大アルカナ「愚者」の象徴でもあるということで、アトラスとしての独自の確かなファンタジー観を味わわせてくれるゲームを楽しみに待ちたいと思う。
第一報から変わらず、今後に期待したいプロジェクト!
2017/02/10 12:18
更新
パッケージも同じく新作タイトルを作るべきだ。ペルソナ5という素晴らしいシリーズ物を作ったスタッフがそのままオリジナルに着手。理想的な展開だ。ワクワクする。